運は天にあり

うんはてんにあり
意味

人の運は天命によるもの、人力ではどうしようもできない、成り行きに任せるのが良い。

注釈 上杉謙信の居城、春日山城の壁に書かれた“壁書”。

「運は天にあり。鎧は胸にあり。手柄は足にあり。何時も敵を掌にして合戦すべし。
疵つくことなし。死なんと戦えば生き、生きんと戦えば必ず死するものなり。
家を出ずるより帰らじと思えばまた帰る。帰ると思えば、ぜひ帰らぬものなり。
不定とのみ思うに違わずといえば、武士たる道は不定と思うべからず。必ず一定と思うべし」
「国立国会図書館デジタルコレクション」
『上杉謙信伝』(布施秀治 著 謙信文庫 1917)( http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/951615 )
※該当画像のコマ番号は68/392および69/392

http://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000057549
英語
雑記