老いたる馬は道を忘れず

おいたるうまはみちをわすれず
意味

年を取った馬は、長年通い慣れた道を忘れてはいない。代々主家に仕えて受けた恩を後々までも忘れない、という意。また、老馬はいろいろな道を通った経験があり、山道などで迷った時には、老馬を先に立てれば、必ず道に出る。人生経験の豊かな老人は、物事の判断を誤らない、という教えにも言う。

出典:『故事ことわざ・慣用句辞典』

注釈 「韓非子」説林。道に迷った時、老馬を放ってついていくと、やがて道に出たことから。
英語
雑記